ヒトパピローマウイルス(HPV)感染症ワクチン(子宮頸がん予防ワクチン)について
近年、20〜30代の女性がかかることが多い子宮頸がんは、主に性交渉によるヒトパピローマウイルス(HPV)の感染が原因であることがわかっています。 HPVウイルスは多くの女性が一生に一度は感染する可能性があると言われています(ただし感染したからといって必ずがんになるわけではありません)。子宮頸がんは、 HPVワクチンの接種により予防することができます。HPVに感染する機会の少ない早い年齢でのワクチン接種が有効といわれています。
定期接種の対象者
小学校6年~高校1年生相当の女子
※標準的な接種期間は中学1年生
接種期限
高校1年生相当の年度末(3月31日)まで
費用
無料(接種期間を過ぎると任意予防接種となり全額自己負担になります)
ワクチンの種類と接種回数
一定の間隔をあけて、同じワクチンを合計2回または3回接種します。接種するワクチンや年齢によって、接種のタイミングや回数が異なります。どのワクチンを接種するかは、接種する医療機関に相談してください。
3種類いずれも、1年以内に規定回数の接種を終えることが望ましいとされています。
※1:1回目と2回目の接種は、少なくとも5か月以上あけます。5か月未満である場合、3回目の接種が必要になります。
※2・3:2回目と3回目の接種がそれぞれ1回目の2か月後と6か月後にできない場合、2回目は1回目から1か月以上(※2)、3回目は2回目から3か月以上(※3)あけます。
※4・5:2回目と3回目の接種がそれぞれ1回目の1か月後と6か月後にできない場合、2回目は1回目から1か月以上(※4)、3回目は1回目から5か月以上、2回目から2か月半以上(※5)あけます。
接種方法
「ヒトパピローマウイルス(HPV)感染症予防接種協力医療機関(PDF:223KB)」をご確認のうえ、医療機関へ予約して接種を受けてください。
※一覧に掲載されている以外の秋田県内協力医療機関でも接種可能です。直接医療機関にお問い合わせいただくか、保健課へご連絡ください。
秋田県外での接種を希望される方へ
HPVワクチンの定期接種対象者であり、進学等やむを得ない理由により秋田県内の協力医療機関での接種が受けられない方は、申請により秋田県外での接種が可能となります。
予防接種を受けた年度の3月31日まで
・申請方法:希望される方はこども家庭センターにご連絡ください。
①予防接種を受ける医療機関を決め、「予防接種実施依頼書」が必要か医療機関に確認してくだ
さい。
②接種予定の2週間前までに保健課へ予防接種依頼書発行申請書を提出してください。
③接種後は次の必要書類を準備し、こども家庭センターへ申請してください。
【必要書類】
・予防接種助成交付申請書兼請求書
・領収書(原本)(予防接種の種類、接種日、金額がわかるもの)
・予防接種予診票
・予防接種を受けたことが確認できるもの(母子健康手帳、予防接種済証など)
・振込先の口座番号・口座名義が確認できるもの
※予防接種依頼書発行申請書、予防接種助成交付申請書兼請求書は保健課窓口でもお渡ししてお
ります。
持参するもの
HPVワクチンの接種後に症状が生じた場合の相談先について
HPVワクチン接種後に気になる症状が生じた場合は、まずは接種した医師またはかかりつけの医師にご相談ください。
HPVワクチン接種後に生じた診療に係る協力医療機関を設置しています。
秋田大学医学部付属病院産科婦人科 018-884-6035
※受診については、接種した医師またはかかりつけの医師にご相談ください。
HPVワクチンに関する情報
ヒトパピローマウイルス(HPV)感染症ワクチンに関するお問い合わせ
仙北市こども家庭センター
- 〒014-0392 秋田県仙北市角館町中菅沢81番地8
- 電話:0187-43-3305
- FAX : 0187-54-1117