真山寺の乳イチョウ

今から約1000余年前、弘法大師が巡しゃくのおり、折杖にしたものを記念として立てたのが根を生じて育ったと言われ、地元では「大師さまの逆さの杖のイチョウ」と呼ばれて親しまれています。
大枝の基部付近から大小十数本の乳柱が垂れ下がり、最大のものは長さ2m、径約30㎝に達します。
実のならない雄木ではありますが、昔は母乳の不足している母親がイチョウの下がった乳に白紙を結んでお参りすると、母乳の出が良くなると言われていました。
この地域では真山寺のイチョウが落葉すると、根雪になると言われています。

乳頭山写真

乳イチョウの概要

  • 樹齢:約600年
  • 樹高:43.1m
  • 周囲:目通7.67m 根本10.2m
  • 寸径:目通2.6m

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場所

  • 華光院 真山寺(西木町小山田字石川原281)

交通アクセス

  • 105号線を北秋田市方面へ約15分
  • 角館駅から桧木内川河川公園
  • お車でお越しの際は、駐車場がありませんので「かたくり館」または「桧木内川河川公園」の駐車場をご利用ください。
    ※いずれも駐車場から徒歩約25分

  • 桧木内川河川公園から真山寺
  • かたくり館から真山寺

公共交通機関

  • 秋田内陸縦貫鉄道 八津駅下車より徒歩約25分

問合せ先