第22回田沢湖マラソン 瀬古利彦さんのプロフィール
日程
平成19年9月16日(日曜日)
経歴
瀬古利彦(せこ としひこ)
1956年7月15日、三重県桑名市生まれ。
高校時代(四日市工業高)にインターハイで2年連続2冠(800メートル、1500メートル)。
1976年早稲田大学入学後、中村清(当時競走部監督)との出会いを経て、マラソンランナーに。福岡国際マラソンでは、学生としては異例の2連覇。
1980年エスビー食品株式会社入社。
マラソン成績は福岡国際マラソン4勝をはじめ、東京、びわ湖、ボストン、ロンドン、シカゴ等、世界の主要な大会を制し、日本のマラソンブームを創りあげた。
オリンピックには恵まれなかったが、15戦10勝のマラソン成績は光り輝いた存在といえる。
また、トラックでも活躍し、5000メートル13分24秒29、10000メートル27分42秒17の記録は当時の日本記録であった。1981年のクライストチャーチ(ニュージーランド)記録会では25000メートルと30000メートルの世界記録を樹立。
1988年現役を引退後、1989年同社陸上競技部監督に。
指導成績としては、2001年別府大分マラソン西田隆維、2002年びわ湖毎日マラソン武井隆次、2003年福岡国際マラソン国近友昭らを優勝させ、国近は2004年のアテネオリンピック日本代表となる。
また、1990年〜93年に早稲田大学競走部コーチも兼任、1993年には箱根駅伝で同校を優勝に導いた。
昨年3月で監督を退任し、現在、同社スポーツ推進局局長として陸上競技部を統括する傍ら、講演、スポーツイベント講師、ゲスト等の活動を通して、マラソン、陸上競技の普及に努めている。
昨年12月には、「マラソンの真髄」(ベースボールマガジン社)を上梓した。
本年4月より財団法人日本オリンピック委員会理事に就任。
2005年より財団法人日本陸上競技連盟理事。