没後40年 渡辺浩三展
日程
6月7日(日)〜7月17日(金)
ごあいさつ
渡辺浩三(わたなべ こうぞう1897−1980)は仙北市角館町白岩出身の洋画家です。21歳の時、東京美術学校西洋画科予備科を経て本科に進学。藤島武二に師事しました。
浩三の父、為吉は東京帝大林学実科卒の山林技師で、仕事の傍ら故郷白岩に栄えた白岩焼についても熱心に研究したことで知られます。
今年2020年は浩三の没後40年という節目の年にあたります。
当美術館には美術館開館後、浩三のご遺族から寄贈いただいた油彩画作品ならびにスケッチ等の資料を多数所蔵していますが、近年、ご遺族の方々からそれぞれのご家庭に残されていた作品や資料等を新たに数十点、ご寄贈いただきました。
没後40年という記念すべき今年、これまで所蔵している作品に加え、新たな寄贈作品を紹介するには良い機会と考え、今展覧会を企画した次第です。
フランス留学時代の作品、日本へ帰国してからの作品等、浩三が意欲的に描いた作品の数々をご鑑賞いただき、角館町出身の日本画家・平福穂庵、百穂父子だけではなく、洋画の世界でも活躍した郷土作家がいたこともぜひこの機会に知っていただけると幸いです。
令和2年6月吉日
角館町平福記念美術館
イベント内容
会場
角館町平福記念美術館(〒014-0334 秋田県仙北市角館町表町上丁4-4)
開館時間
9:00〜17:00(入館は16:30まで)休館日
会期中無休入館料
仙北市内外問わず無料(令和3年3月まで)お問い合わせ先
角館町平福記念美術館 電話:0187-54-3888