元和6年(1620年)に角館が造られて以来、木々に囲まれた武家町と密集して店が建ち並ぶ商人町の町割りは大きく変わっていません。特に武家屋敷が建ち並ぶ表町・東勝楽丁の通りは道路の幅や曲がり角まで、約400年前のままに残されています。
樺細工(かばざいく)、イタヤ細工、白岩焼など約400年の歴史をもつ角館には様々な特産品が存在します。伝統工芸士の技や新しく開発された商品など、物作りを通じて角館を歩くと、違った魅力を発見できるかもしれません。
テレビの普及とともに、日常で使われる方言は急速に減ってきましたが、まだまだ秋田には独特の方言が残されています。とくに京都と縁のある角館では、他の地域にはない京都の言葉に由来する方言も多く存在します。