御座石

秋田佐竹二代目藩主、義隆公が慶安年間(1647〜1651)にこの岩場に床机を据えて田沢湖の景色を眺められたことから付いた名で、御座所の石(岩場)という意味です。境内には昭和56年に新潮社の新穂雅弘氏が奉納された辰子像があり、下半身が蛇体となっており、顔は永遠の美を求めたことを後悔しているかのような悲しい顔をしているのが特徴です。 近くには湖神たつこを祭る御座石神社があります。
たつこ像

田沢湖のシンボルとして親しまれている金色に輝くこのたつこ像は昭和43年東京芸術大学、舟越保武教授の制作によるものです。青銅金粉塗り仕上げ、高さ2,3mのこの像は、沐浴した辰子の姿で薄衣をまとっています。今ではすっかり田沢湖になじみ、訪れる人々の心を和ませています。
白浜

その名のとおり石英砂の真っ白な、白砂青松の言葉がぴったりの砂丘でしたが、昭和15年電源開発による玉川の強酸性水の導入のため、現在のように赤茶けた色になりました。この砂は内陸部には珍しい鳴り砂で、以前は歩くとキュッキュと鳴ったものです。砂を200回位洗って乾燥させ、瓶に入れて棒で押すとこの音を聞くことが出来ます。
春山

田沢湖駅から最も田沢湖に近い地区。付近には遊覧船の発着場や樹齢約300年といわれる蓬莱の松、田沢湖と台湾の澄清湖が姉妹湖提携した記念に台湾から贈られた飲水思源像などがあり、たざわ湖まつりもここを主会場に行われます。
田沢湖クニマス未来館

田沢湖の歴史や文化、そして未来へのメッセージを発信する拠点として、平成29年7月1日に開館しました。館内では山梨県西湖で発見されたクニマスを飼育・展示するとともに、田沢湖で絶滅してから西湖で発見に至るまでの経緯、当時の漁具や丸木舟、湖畔の人々の暮らしや環境の変化、クニマスの生物学などを多数のパネルや映像で解説しています。「思い出の潟分校」との2館共通券もございます。
田沢湖クニマス未来館WEBサイトはこちらから>>
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仙北市WEBサイト内)
思い出の潟分校

昭和49年に廃校になった分校を「地域の歴史や文化を見続けた木造校舎、そして美しい日本の原風景を残したい」という地元有志のご厚意により2年がかりで修復され、平成16年に一般公開されました。校舎見学をはじめとして、写真やコンサート等の各種イベントを行っています。「クニマス未来館」との2館共通券もございます。
思い出の潟分校WEBサイトはこちらから>>
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仙北市WEBサイト内)