市民と一緒にこれからの仙北市を考える
〜タウンミーティングを開催しました〜

【2026年8月10日(月曜日) 】
まちづくり課

 令和8年8月1日(土)、田沢湖会場と角館会場の2か所でタウンミーティングを開催しました。今回は説明会方式ではなく、市民の皆さまと市が同じテーブルを囲み、グループに分かれて課題や解決策を話し合う「グループワーク」形式で行いました。両会場とも、幅広い世代の皆さまから熱心なご意見をいただき、未来の仙北市を共に考える貴重な機会となりました。今回いただいたご意見を施策検討に活かし、今後も市民の皆さんと対話を重ねながらより良いまちづくりを進めていきます。

※8月8日に西木会場での開催も予定しておりましたが、参加人数が少なく、グループワークが成り立たないことから中止とし、西木会場を希望された方には別会場に参加していただきました。

田沢湖会場の実施結果

開催概要

【日時】令和8年8月1日(土) 9:30〜11:30
【会場】田沢湖総合開発センター 大集会室
【参加者】13名 地域の足・公共交通(7名)、ファンづくり・移住(6名)
【市出席者】田口市長、大澤副市長、須田教育長 ほか関係部長等

グループワーク内容

【テーマ】地域の足・公共交通
地区ごとの不公平感やドライバー不足、医療機関への移動手段など、生活に直結する切実な課題が話し合われました。

出された課題・現状
・地区による費用負担の差や交通費の高さ、市民バスの空車問題
・ドライバー不足や介護タクシーの不足
・外国語対応窓口がない

解決に向けたアイデア・提案
・田沢湖・角館病院間の移動手段に対する市の対策
・介護タクシー導入への支援、ふるさと納税の活用
・田沢地区でNPOにより運行中の地域運行(おたのしみバス等)の範囲拡大

市の考え方
・田沢湖角館の病院間の送迎は実施する(手法、車両、運行時間は今後検討)
・交通空白地帯においては「田沢地区のおたのしみバス」のような、地域住民が主体となる公共交通の流れも広げていきたい
・企業誘致は地元企業との格差に配慮し、仙北市にとって良い企業を選んで進めたい
・言語対応についても検討していく


【テーマ】仙北市のファンづくり・移住
「まずは市民が安心して暮らせる環境づくりが第一」との声が多くあがり、そんな子育てや医療、介護など暮らしに必要なインフラを維持し、市民が住み続けたいと思える地域づくりが移住や定住の促進につながるとの考えが共有されました。その上で、移住希望者とUターン希望者では支援の方向性を分けるべきとの提案もありました。

出された課題・現状
・市の魅力発信(PR)不足、移住者と地元住民との交流機会の少なさ
・若者の転出や働く場所の選択肢の少なさ
・田沢湖地区における医療・子育て・介護など、生活インフラ縮小への不安

目指す姿(4年後・8年後)と提案
4年後の姿:地元住民・移住者ともに「安心して暮らせる環境」の確立
8年後の姿:環境に魅力を感じた移住者やUターン者が増えるまち
・単なる人口減対策ではなく、持続可能な生活インフラの確保と、地元住民・移住者の双方に対するきめ細やかな戦略(Aターン支援等)を進める

市の考え方
・市民が誇れないふるさとには、お客さんも移住者も来ません。私たちは豊かな暮らしをしていますが、その良さに気づけていない面もあります。地域の皆さまと一緒に魅力を再認識し、発信していくことが大切だと改めて感じた。

角館会場の実施結果

開催概要

【日時】令和8年8月1日(土) 13:30〜15:30
【参加者】12名 地域の足・公共交通(4名)、こまりごと・空き家(4名)、ファンづくり・移住(4名)
【出席者】田口市長、大澤副市長、須田教育長 ほか関係部長等

グループワーク内容

【テーマ】地域の足・公共交通
デマンド交通の利便性を評価する声の一方で、維持していくための具体的なアイデアや協力のあり方が議論されました。

出された課題・現状
・デマンド化により停留所が近くなり便利になったとの評価
・自家用車利用者が多く公共交通の利用が進まない点や、将来的な維持への懸念

解決に向けたアイデア・提案
・商品券配布による乗車促進策や利用料金の見直し
・企業努力による送迎サービス(病院や商業施設による自家送迎など)の実施

市の考え方
・デマンド交通は維持していきたい
・路線バスは、運転手の確保や乗車人数の減少により、今後も減少が見込まれる。市単独での維持は難しく、地域の皆さまと共に交通を支えていきたい。


【テーマ】空き家のこまりごと
所有者との連絡不通や空き家崩壊リスク、景観への悪影響など、急増する空き家への迅速な対応と利活用策が話し合われました。

出された課題・現状
・高齢化や人口減少による空き家の増加、所有者不明・連絡不通の問題
・放置・崩壊による周辺への悪影響や観光景観への懸念

解決に向けたアイデア・提案
・崩壊する前に家族間で事前話し合いを行う啓発
・固定資産税通知を活用した解体補助や相談窓口の周知
・統廃合された学校などの公共施設や空き家を、集合住宅・移住者向け住宅として有効活用

市の考え方
・今年度から解体補助を20万円から最大100万円にあげ、全体予算も3,000万円に拡充した(申し込みはほぼ充足)
・多くは相続問題で手つかずの状態で商業建築の空き家も増えている
・まずはご家族での話し合いが大事
・現状把握を進め、移住希望者への情報提供に取り組む


【テーマ】仙北市のファンづくり・移住
若者の起業・挑戦を後押しし、新しい産業と雇用の創出を目指す具体的な提案を示されました。

出された課題・現状
・少子高齢化、就職先の選択肢や「稼げる」イメージの不足
・雪や移動手段などの生活面のハードル

目指す姿(4年後・8年後)と提案
【提案内容】
・地方ならではの低コスト構造(安い土地・家賃、廃校施設)を強みに変え、スタートアップ(起業・挑戦)を支援
【具体的提案】
・シェアオフィスや3Dプリンター、スタジオ等を備えた複合的なスタートアップ施設の整備
【目標】
・スタートアップ40人、40社を目指し、雇用創出から定住、税収増の好循環を作る

市の考え方
・稼ぐことは非常に重要。ただ、私が掲げる幸福度はイコール収入だけではなく様々な豊かさを享受できるこのまちの環境。『仙北市で暮らす幸せ』、そして『仙北市でなければ』という企業と一緒に取り組んでいきたいと考えている。

お問い合わせ

まちづくり課 TEL:0187-43-3315