骨髄バンク事業へのご協力のお願い
【2025年9月8日(月曜日) 】
保健課
骨髄バンクとは、白血病をはじめとする血液疾患のため「骨髄移植」などの造血幹細胞移植が必要な患者さんと、それを提供するドナーをつなぐ公的事業です。国内では、毎年数万人が白血病などの重い血液の病気と診断され、そのうち約2,000人の方が骨髄バンクドナーからの移植を望んでいます。しかし、骨髄移植や末梢血幹細胞移植を成功させるためには、患者さんと提供してくださる方(ドナー)のHLA型(白血球の型)が適合する必要があります。HLA型が一致する確率は兄弟姉妹で4分の1、血のつながりのない人では数百から数万分の1となり、HLA型が合わず移植をうけられない患者さんが多くいるのが現状です。そのため、移植を希望する全ての患者さんがチャンスを得るには、一人でも多くの方のドナー登録が必要です。ぜひ皆様のご協力をお願いします。
骨髄ドナー登録条件
ドナー登録の流れ
1.登録のしおり「チャンス」を読む「チャンス」は(公財)日本骨髄バンクや献血ルーム、市保健課などにあります(郵送も可能です)。また、日本骨髄バンクのホームページにはPDF版の「チャンス」が掲載されています。
2.登録申込書に必要事項を記入し、登録窓口またはドナー登録会に行く
登録のしおり「チャンス」に入っている登録申込書に記入していく、または登録窓口で記入していただき、申込手続きをしていただきます。秋田県内の登録受付窓口は各保健所、アトリオン献血ルーム、献血パークるうぷです。
3.採血をする
HLA型(白血球の型)を調べるため、腕の静脈から2ミリリットルの採血を行います。検査に費用は一切かからず、15分程度で終わります。
4.ドナー登録完了
後日、日本赤十字社から「登録確認書」をお送りします。
※登録後に患者さんと適合すると、SMSで適合通知が届きます。
ドナー休暇制度
骨髄等の提供にあたっては、事前の検査等のために平日の日中に通院するほか、骨髄や末梢血幹細胞移植の移植にあたっては数日間の入院も必要となります。しかし仕事を休むことができず、提供を断念するドナーは少なくありません。ドナー休暇制度は、外来の受診や入院のために取得する休暇を、有給休暇ではなく特別休暇として取り扱うことで、ドナーが少しでも協力しやすい環境をつくることを目的として推進されています。事業主のみなさまには、本制度の導入にご理解とご協力をお願いいたします。詳しくはこちら
日本骨髄バンクホームページ
https://www.jmdp.or.jp/reg/

美の国あきたネット
https://www.pref.akita.lg.jp/pages/archive/981

お問い合わせ
仙北市保健課 TEL:0187-43-2252