田舎ぐらし体験日記! 定住・二地域居住のススメ
高橋 忠さん(64歳)輝子さん(55歳)
(仙北市田沢湖潟)
現在、高橋さんご夫婦は、田沢湖畔でハーブガーデン「輝湖(てるこ)」という農家民宿を経営しています。
忠さんは横手市、輝子さんは大仙市の出身で、ともに秋田県生まれ。長い間、千葉県に居住されていましたが、「好きなことをしながら、自然の中でゆったりと暮らしたい」という輝子さんの想いが高まり、大好きだった田沢湖周辺を移住先に決め、平成8年から生保内地区で物件探しを始められたそうです。
平成9年12月に、現在のログハウス風の住まいとハーブガーデンが完成。しかし、自営業で忙しかった忠さんの移住は3年後であったため、当初は輝子さんが近所のご協力を得ながら、一人で切り盛りされていたそうです。
「多くのお客さんを招いても大丈夫なように」と設計された40畳の居間は、田沢湖が一望できる癒し空間となっていて、小上がりには炉端、薪ストーブが備えつけられ、冬の間もくつろげそうな感じです。
平成17年からは農家民宿として体験学習の受け入れをはじめ、春から秋にかけては、全国からたくさんの中高生が訪れています。主な体験メニューは、畑でのハーブの種まきやハーブ工房でのドライフラワーやアケビづる細工などで、終了後に子供たちからいただく手紙がうれしいそうです。
オープンから10年目を迎え、「不便とおっしゃる方もいますが、特に困ることもなく、思ったとおり田沢湖はいい所です。要するに何をしたいのか、目的をもって移住することが大切だと思います」と、輝子さん。
忠さんは、「現代は便利な世の中だが、情報なども多すぎる。自然の中で生活してみることで、新しい発見があると思います」と話していました。(平成19年12月掲載)
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