日記[管理]
2020年   4月  
 2020年4月30日(木)   学習課題を準備しています
月・火そして今日の3日間で、学級担任が全生徒の笑顔を確認してきました。なかには、臨時休業に入るときに渡した学習課題のほとんどを終わらせて自分で決めた課題に取り組んでいる生徒もいたということです。学校再開まで、自分の課題に主体的に取り組んでもらいたいと思います。
学校再開、とは言うものの、臨時休業が延長される気配が出てきました。未だ決定ではないのですが「緊急対応のさ・し・す・せ・そ」の「さ:最悪を想定し」て、臨時休業が延長された場合に生徒に配布する学習課題の原稿が職員室のプリンターから次々とプリントアウトされています。新年度が始まってから授業できたのは1週間程度ですので、学習課題の内容のほとんどは昨年度の学習内容です。1年生の学習課題は小学校の先生にも尋ねたり確認したりしながら準備しています。
今、自宅で生徒が取り組んでいる課題は、今度登校したときに学級担任に提出します。そうすると、生徒が驚くほど細やかに学級担任を中心に全職員が目を通して指導・支援します。全職員、生徒の学習成果を確認できるのが待ち遠しくてたまらない気持ちです。
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 2020年4月28日(火)   桜一輪 暖かい?
江戸の俳人服部嵐雪、人口に膾炙しているのは「梅一輪 一輪ほどの暖かさ」の句だと思います。
昨夕、校庭の染井吉野を見上げると10輪ほど咲いているのを見つけました。日当たりの良い枝の高いところで咲いていました。
今朝、「よし、この桜をアップしよう」と思い、写しに行くと、咲いていた花を見つけるのに難渋しました。肌寒い今朝です。それにしても、桜は一度咲いたものが気温等の諸条件によってしぼむことがあるのでしょうか。それでも、咲いているところを発見!その嬉しさにここにアップしたところです。
桜一輪、開花しています。桧木内中学校の開花宣言です。
桧木内中学校の開花状況をアップしてもここに観光に来る人が集まって密集状態が作られるということはないと思いますが、今はアップしたこの写真だけの鑑賞で満足くださるようお願いします。
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 2020年4月27日(月)   今年の芋は……
所謂タラレバを語っても詮無いことですが、通常通りの学校の営みが進んでいると、今週は学校農園への植え付け活動が行われる予定です。
ここしばらく、学校農園ではさつま芋を栽培し、収穫した芋は清流祭での格安販売で地域の方々から喜ばれていました。とても人さまにはお渡しできないような芋は、それ相応の食品となりました。しかしながら、所謂連作障害で収穫が悪くなっていることが、昨年、はっきりとしました。そこで、今年度、さつま芋からジャガイモに変更することにしました。
種イモの準備は進んでいます。学校農園ですから、植え付けは生徒がするのが本来なのですが、生徒が学校に復帰するのを待っていては植え付けの好機を逃します。楽しみにしている生徒には申し訳ないと思いながら、今週中に植えます。
生徒の皆さんにはその後のお世話を、宜しくお願いします。
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 2020年4月24日(金)   今日は職員会議、来週は家庭訪問です
今日は定例の職員会議。いつもは放課後に行いますが、臨時休業で生徒がいなくて授業がないので、午前中に行いました。5月の活動計画について、予定どおりできることを願って、全て具体的に計画の確認をしました。会議の前に3密回避の確認、会議は1時間以内の目標が掲げられました。
職員会議終了後、地域学校協働活動推進員の方と全職員との話し合いをもち、桧木内地区の子どもを育む気持ちを互いに高め合いました。
来週は27・28・30日の3日間、家庭訪問をします。家庭訪問と言うと仰々しく感じますが、臨時休業の間、生徒は元気だろうか、悩んでいないだろうか、ということを顔を見ながら確認するとともに、STAY HOMEも長くなると辛いこともあるだろうから、その応援に訪れます。1件10分未満です。みんな元気だと信じて赴きます。
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 2020年4月23日(木)   1年生の学年ネームは……
今年度の3年生の学年ネームは「星虹」(せいこう)、2年生は「翼彩」(つばさ)です。入学してすぐに学年の生徒全員で話し合って決定しました。もうすっかりお馴染となっています。卒業生は「風翔」(ふうと)でした。辞書では見つからない言葉ですが、それぞれの生徒の思いがこもっているものです。
今年の1年生の学年ネームは臨時休業に入る前に、1年生の創意により「絆」(きずな)と決定しました。これは辞書に載っている言葉です。ふと思い出すのは以前「絆」が世間にあふれたことがあったなあ、と言うことです。そう言えば、あの時と今と、共通するような時間が流れているのかもしれません。あの時には今の1年生は4歳だったでしょうか。それでも、あの時と今とで同じような空気を感じ取っているのかもしれません。
この世に生をうけた奇蹟、8人で入学し全校26人で学び合う絆、地域との絆、社会との絆を大切にして、これからの世の中を創ってもらいたいと思います。
桧木内中学校に在籍している書に堪能な先生が「絆」の多様な表現を試みました。生徒たちはどの「絆」を選ぶか、登校してくるのが楽しみです。
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 2020年4月22日(水)   桧木内中学校公式Tシャツが届きました
桧木内中学校でTシャツを作成しました。昨夏までの猛暑から、桧木内中学校のスーパークールビズとして今年度の桧木内中生と昨年度の卒業生に向けて作成しました。それが昨日の午後に学校に届きましたので、来週に予定されている家庭訪問の折に、学級担任から生徒個々に届ける予定です。家庭訪問は臨時休業期間を健康に過ごしているかどうか、顔を見に行くことが目的です。ソーシャル・ディスタンスを保ちつつ、短時間で休業中の様子を確認して引き上げます。短時間だからこその激励の言葉があると思いますので、よく聞いてもらいたいと思います。
5月に予定されていた郡市陸上競技大会。このTシャツは桧木内中学校の団結、ワンチームの証として郡市内にお披露目する予定でした。お披露目の機会までの日々が長くなりましたが、それまでワンチームの気概を今よりもさらに強固に育てていきます。
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 2020年4月21日(火)   生徒会役員等認証式
今日の予定は生徒会役員等の認証式を終えた後、認証状と役員・委員になったという強い自覚をもって専門委員会に臨む、という予定でしたが、新型コロナウイルス感染予防のために給食後、午後の時間をカットして帰宅、という日程になったため、認証式だけを簡略な形で行いました。予定としては認証状を受け取ったらその場で抱負を述べることになっていたのですが、抱負に関しては5月に予定されている生徒総会、また、総会のための準備の場でたくさん語ってもらう、ということになりました。
それぞれに認証状が渡された後、生徒会長から今年度の生徒会テーマが発表されました。生徒会テーマについての熱い気持ちを伝えることも、生徒総会まで持ち越しとなりました。
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 2020年4月20日(月)   今日も、先生が増えました
先週末にも先生が増えましたが、今日、新しい先生が着任しました。これで、令和2年度の桧木内中学校、先生方が全員揃いました。年度当初から一つの教室に複数の先生が入って授業をする予定でいました。今日、全員が揃ったことで、その計画が全面的に実施されます。授業中に生徒が質問したり確かめたりする時間を今までよりも多くもてます。教えられるより自分で学ぶ、先生方から引き出す、という気持ちで授業に臨んでもらいたいと思っています。
緊急事態宣言が発せられて、桧木内中学校は4月22日から休校に入ります。休校の間こそ、自分で学ぶ、という意識が大切になり、そして、それが試される期間になります。この期間は自分の復習に専念できるまたとない機会です。稀有な機会です。この機会を十分に生かしてほしいと思います。
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 2020年4月17日(金)   先生が増えました
今年度の学校での活動は4月6日の新任式・始業式から始まったのですが、先生方の勤務形態と時間割の関係から4月いっぱいをかけて着任する先生方がいます。今日から家庭科の授業が始まり、毎週金曜日に家庭科の先生が桧木内中学校に来て勉強することになりました。今日から先生が一人増えました。
国から全都道府県緊急事態宣言が出ましたので、遠からず休校措置が取られますが、本日の家庭科の最初の授業に1年生も張り切って学習しています。
なかなか見通しをもちにくい日々が続いています。だからこそ、できることとしてはいけないことを正確に見極め、できることに精一杯取り組んでいきます。
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 2020年4月16日(木)   交通安全運動です
春の交通安全運動期間は4月6日から4月15日までの10日間、全国一斉で行われています。桧木内中学校では始業式や入学式、その他の諸々の学校の動きがあり、14日から17日までを特に重点的な取組の期間として「春だよ!桧木内 おはよう街頭指導」を実施しています。小・中連携あいさつ運動の一環でもあります。このあいさつ運動は小・中連携して行うときと、小・中連携のために行うときがありますが、今回は後者です。小・中学校の周囲の交通安全上重要と思われる場所に立って、地域の方々に交通安全を呼び掛けています。バスで通っている生徒は、いつもより早めにバス停に赴き、バス停付近で交通安全を呼びかけます。
中学生の爽やかな笑顔と挨拶で、地域の朝が始まっています。
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 2020年4月15日(水)   地球を転がしながら
4月の学校は行事も出張も多く、バタバタしているイメージがあるのですが、その行事も出張も中止が相次いでいます。そのため、例年より授業に集中できるようです。1年生の社会(地理)の授業では、生徒一人一人の机の上に地球儀が乗っていました。先生からの問いかけに一人一人が地球儀を手に取り、矯めつ眇めつ眺めては挙手して発表する姿がとても印象的です。地球儀を手に乗せるのが、なんだか素敵に思えました。地球儀が手元にあるだけで、多様な夢が育まれるような気がします。
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 2020年4月14日(火)   4月も半分が過ぎましたが……
4月も半ば、とは言うものの、学校での活動がスタートし、生徒会活動も一年生を迎えて軌道に乗ってきたのが今週だということで、4月の目標が発表されたのが昨夕となりました。
生徒会執行部から出された4月の学習目標は「学習のルールを確認しよう」です。先週末の桧木内中ガイダンスで、全校一緒に、授業中のルール、家庭学習に関するルールを確認しました。大切なのは、確認したルールに則って自分の学習を進められるかどうかです。年度の始まりの今、自分の学習スタイルを見つけ、習慣としたいところです。
4月の生活目標は「学年に応じたふるまいをしよう」です。学年に応じたという部分に進級・入学の喜びや意義が感じられます。各々の自覚がないと達成できない目標です。よい目標を掲げてくれたと思います。今年の執行部もよい活動をしそうです。ふるまいという和語もよい響きです。
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 2020年4月13日(月)   さぁ、学びましょう。気分と空気は適宜、変えます。
始業式後の初めての週末を過ごし、ガイダンスと緊張の1週間を乗り越えて、今日から「これが中学校だ」という雰囲気で授業が行われています。日程を記入するホワイトボードにも、どこかしら「学ぶぞ」という気合が感じられます。
授業中には定期的に窓と戸が開けられ、教室内の空気が入れ換えられます。今のところ、外気温は9度程度、身が引き締まる思いがします。空気を入れ換えるとともにピシッとした雰囲気でいっぱいになる教室です。
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 2020年4月10日(金)   身体計測
身体計測の日です。順番が来るまで、記入カードを手に廊下で待機します。ソーシャル・ディスタンスを保って廊下に並びました。日常的に人数の少ない状態ですので、それがかえって人と人との距離を縮めたいという心理を生むようです。しかし、当分の間は全ての場面でソーシャル・ディスタンスを意識して活動していきます。授業中の座席もこれまでよりは広め、給食時の間隔も広く向かいに人がいないように……
これまでと違う環境に、今のところ、生徒は楽しんでいるようです。あまり味わったことのない物理的な距離です。ひょっとすると、この物理的な距離が心理的な距離をこれまでよりもぐっと縮めるかもしれません。
身長の伸びや視力の変化に、記入カードをキラキラした目で見つめる生徒たちです。
外はしっとり積雪もある冷え込み状態。桧木内中生は今日も元気です。
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 2020年4月9日(木)   昨年度の学習成果を確かめます。初テスト。
昨日(8日)の放課後、卒業生が挨拶に職員室を訪れました。
「昨日(7日)無事に入学式をしました。今日(8日)はテストだったんですよ!」と「高校の勉強はやりがいを感じます」と言いたげな笑顔でした。
本日は、桧木内中学校のテストの日です。2・3年生は5週間の休校期間に主体的に進めた学習の成果が確認されます。2月中旬には「進級したらすぐにテストがあるんだからね」と伝えられていたので、準備は完全だと信じています。
1年生にとっては「一昨日が入学式だったのに、もうテストがあるの?」と思うような気もします。しかし、これも中学生になったという強い自覚を生むテストになると思います。高校生に負けず、中学校の新入生も中学校の学習にやりがいを感じてもらいたいものです。

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 2020年4月8日(水)   新入生を仲間に入れて……
1年生から3年生までが揃った今朝、生徒の通学用自転車の点検をしました。安全のために必要な装備品が装備され正しく作動するか、天候の悪化を考え雨具(合羽)を常備しているか等、10項目について点検しました。自転車の状態は万全です。次は使用時の心が整っていることを春の全国交通安全運動期間中に地域の方々と一緒に確認していきたいと思います。
そして、今年度の授業が始まりました。1年生は中学校の教室で自席につくのも最初の日です。後ろ姿からも緊張感が伝わってきます。1時間目は学活、2時間目に中学校の教科書を初めて開きます。社会の授業です。
午後は、中学校の生活や学習についてのいろいろなことを全校で確認する「桧中ガイダンス」、1年生を生徒会員として迎える「生徒会入会式」、2・3年生が部活動への加入について1年生を勧誘する「部活動紹介」を行いました。
盛りだくさんな一日とも言えますが、充実感でいっぱいの一日となりました。
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 2020年4月7日(火)   入学式です。今日で全員集合!
10時、開式の言葉が発せられました。令和2年度桧木内中学校新入生8名が入学です。氏名点呼では、学校の教育目標にある「元気・感動・温もり」を周りの人に伝えるような明朗快活な返事をしました。
例年であれば来賓席を設ける場所に2・3年生が座り、その分、体育館全体を使って隣との距離を十分にとっての入学式です。隣と離れた分、国歌斉唱も校歌斉唱もいつもの5割り増しぐらいの気合で歌ったようです。新入生と保護者には歌声で「元気・感動・温もり」が伝わったようでした。
桧木内中生は一騎当千。明日からの全校生徒26名による26000人分の活躍を期待しています。
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 2020年4月6日(月)   新任式・始業式
生徒の声がすると学校というものはこんなに違うものなのか、としみじみと感じます。
入学式が明日なので、登校しているのは2・3年生合わせて20人に満たない生徒ですが、それでも「これが学校のもつ活気だ」と言うのには充分以上のエネルギーを発しています。
朝一番で行った新任式では6名の先生を迎えました。生徒代表歓迎の言葉ではふるさとの魅力と自分たちの思いを存分に伝えることが出来ました。
続いての始業式では、学年代表による今年度の目標の発表があり、最後に全校による校歌斉唱で締めくくりました。今年度の新任の先生方は大規模校からの異動者が多いのですが、20人に満たない生徒が一生懸命、そして精一杯歌う校歌に心を揺さぶられていました。
令和2年度初日、小規模校だけがもつ能力と魅力を存分に発揮した二つの式です。
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 2020年4月3日(金)   月曜日、桧木内中に生徒が帰ってきます
桧木内中学校から生徒の声が聞こえなくなって5週間が過ぎました。
生徒がいてこその学校です。学校で作られる物語の主人公は生徒なのだと、
改めて実感したところです。学校で生徒が活動を積み重ねていくことが当たり前のことに思われて、大事なことを忘れていたことに、気が付きました。
月曜日、2・3年生が登校すると(入学式は7日なので1年生はまだ登校しません)、玄関では鉢花が迎えます。いつものように階段を上がると、昨年度の掲示物を撤去し、これから自分たちで作っていくんだよ、と訴えかけるようなまっさらの教室が待っています。もちろん、進級しているので、5週間前の教室の一つ隣に入室するはずです。昨年度の教室に間違ってはいる生徒はいないと信じています。
新しい教室の中では消毒液も待っています。
いよいよ、学校再開です。
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