日記[管理]
2020年   2月  
 2020年2月27日(木)   今日の食堂は……変!
3年生は卒業まで給食を6食、食べます。1・2年生も給食センターの移動の都合で今年度の給食はあと7食です。
桧木内中学校では給食は和気藹々、全校が一堂に会してのお食事会が普通のことでしたので、今日の給食はなんとも異様な感じがしました。それはなぜかと言うと……
食堂に3年生の姿がありません。3年生は今日から別室で給食の時間を過ごすことになりました。心配せずに受検に集中するためです。
1・2年生は食堂で過ごしましたが、対面しての食事ではなく、みんな横一列、東を向いての食事です。これが何とも言えないくらい異様でした。今年度の給食は3月6日までなので、給食終了まではこの体制です。いつまでこういう対策を講じなければならないかは分かりませんが、3年生の大部分が(この後、義務教育の学校に勤めることがなければ)人生最後の給食となる3月6日は、みんなで一緒に食べることができたらいいな、と思います。
▲top
 2020年2月26日(水)   ポスターセッションの準備中
国語科では1年間の学習のまとめとして、1年生はポスターセッション、2年生は報告書の学習が設定されています。桧木内中の2年生は報告書を作成し、さらに昨年の学習を活用しポスターセッションも行うことにしています。3つの班に分かれ、1年間のまとめとして国語の教材として勉強した文章を一つ選び、その文章についての課題を各班で設定して、現在報告書を作成中です。来週にはその報告書を基にしたポスターセッションの準備に入ります。各班で侃侃諤諤の討論がなされています。この討論が良い報告書の材料になります。一度学習した文章ですが、今読み直すと新しい発見があるようです。討論の中に発見の嬉しい笑顔が見えます。
▲top
 2020年2月25日(火)   3連休明けは期末テスト(1・2年生)
3連休でしっかりと勉強してきた1・2年生が、本日、期末テストに全力で挑んでいます。
3年生は修了式よりも約2週間早く卒業していくので、その分1・2年生よりも早く期末テストを終了しています。3年生はテストではなく、普通の授業を行っていますが、受検まで10日をきって、教室からはなんだかピリピリ感がにじみ出ているようです。
教室前の廊下には家庭学習についての掲示コーナーがあります。全校の手本となる家庭学習ノート(コピー)が数人分、掲示されています。先週末から受検生の家庭学習ノートが掲示されました。質・量ともに圧倒されそうな家庭学習で、1・2年生の手本としてふさわしいノートです。1・2年生は3年生の真似をして期末テストに臨んでくれていると思います。
▲top
 2020年2月21日(金)   卒業式までのカウントダウン
春なのにお別れですか?と問われるならば、
いやいや、春だからお別れです。と答えます。春には幾多の別れが控えています。
別れのほろ苦さが溢れて、春の山菜のほろ苦さに凝縮されていくのかもしれないな、と思います。
桧木内中学校では、中学校最大の別れとなる卒業式まで2週間強となりました。いつの間にかそうなっていました。烏兎忽忽の感が胸に迫ります。
そんな本日、1・2年生が卒業式での歌の練習を始めました。男声と女声にわかれての練習です。聞いているとまだまだ粗削りですが、それでも、3年生の涙を誘いそうな心の込め方が感じられます。
そして、先日、3年生のピアノ係から校歌の伴奏を譲られた生徒のピアノ練習も厳しさが増してきました。生徒の歌声が聞こえると、あぁ、学校だなあ、という感じがしますが、卒業式の歌が聞こえてきて、どうにもこうにも、いよいよだなあ、という感慨にふけってしまいます。
▲top
 2020年2月21日(金)   昨日は今年度最後の授業参観日
昨日のうちにWeb日記にアップできませんでした。昨日の午後は今年度最後の授業参観日でした。授業内容は1年生が英語によるスピーチ「私の一番の思い出」、2年生は数学でサイコロの目が出る確率は本当に1/6(17%)なのかを確かめる実証実験、3年生は脳死と臓器提供から生命についてを親子で一緒に考える道徳科でした。どの学年の授業でも最初の授業参観日とは違った生徒の成長した姿をはっきり見取ることができました。中学生にとっての1年間という時間の大切さを保護者も生徒自身も改めて認識した時間となりました。
授業参観の後は、親子そろって、「認知症サポーター養成講座」を受講しました。認知症という言葉に特化しなくても、日常にあって周囲の人とどのように接しあったらよいのか、心にしみた時間となりました。
▲top
 2020年2月19日(水)   リフレーミング・校内授業参観
階段横の掲示スペースが模様替えしました。養護教諭の先生がリフレーミングということについて、工夫を凝らした掲示をしてくれています。リフレーミングとは「ものごとの意味づけを変え、異なる見方でとらえ直すこと」です。掲示では「おどおどしている」と書かれた顔マークをひっくり返すと「まじめでコツコツ、優しい、慎重かつ丁寧」という言葉が現れる仕組みになっています。「口が悪い」は「物おじしない、素直」になるという感じです。階段を上がるときにほとんどの生徒が顔マークを裏返して確かめています。
そして、3年生の教室では、先生方同士の授業参観が行われました。教科は英語。オール英語でディベートを楽しみました。自分が伝えたいことを英語でうまく伝えられないもどかしさを感じた生徒もいます。このもどかしさが次の成長につながることは確かなことだと思います。3チームによるリーグ戦で、討論に2チーム、ジャッジ1チームでしたので、50分間、互いが使う英語に浸り続けた3年生でした。
▲top
 2020年2月18日(火)   お雛様
上巳の節句にはまだ少々日がありますが、昨夕、校務員のおじさんと吹奏楽部員、吹奏楽部顧問の合わせて5人が、学校にあるお雛様を飾ってくれました。
今朝、生徒たちは登校すると、誰もが自分の教室に向かうため階段を上ります。踊り場で折り返すと、その階段の先にお雛様が待っています。いつの間にか見とれている様子の生徒がいます。お雛様に向かって何を思っているのでしょうか。尋ねたいけれど、そっとしておきましょう
昼休みになると、明日の授業のための教科連絡に大部分の生徒が職員室にやってきます。元気なあいさつで職員室の入り口から中に入り、教科担任に明日の授業の概要と必要なもの等の準備を引き受け、元気なあいさつを残して退室していきまます。教師と生徒が授業にかける意気込みを互いに交換し確認しているような様子です。
▲top
 2020年2月17日(月)   表彰2つ
今週は5日間のフル稼働。その月曜日です。給食後、全校生徒が集まっているところで表彰を行いました。この土・日での生徒の活躍の報告です。
仙北市の読書感想文コンクールの表彰式が昨日、日曜日の午後、仙北市総合情報センターで行われました。桧木内中学校からは3年生が入選を受賞していて、表彰式に参加しました。仙北市教育長様から賞状を手渡してもらいました。学校での表彰は明日の給食後を予定しています。
今日、学校で表彰したのはバレー部です。土曜日、吉田体育館で行った桧木内・西明寺バレーボール部保護者会主催の西木招待バレーボール大会で準優勝しました。6チームが集まった大会ですので、けっこう大きな大会だと言えるでしょう。賞状をもらった主将はコメントとして、プレーすることが楽しかった、と言っています。今後の活躍がとても楽しみなバレーボール部です。
▲top
 2020年2月14日(金)   新聞を通して世界を語ろう
昨年末から金曜日の朝は全校で新聞を通して世界を見てきました。具体的にどういうことかというと、桧木内中学校では毎朝の短学活でその日の新聞記事から興味深いものを紹介していますが、その新聞記事を持ち寄ってテーマごとに分類し掲示できるように台紙に貼付してきました。そろそろ台紙が新聞記事でいっぱいになったので、今日はそのスクラップブック(台紙なのでスクラップペーパーでしょうか)を読みながら意見や感想を交換する会となりました。台紙のテーマは「地域」「健康」「オリンピック」「歴史」「スポーツ」等々です。水泳の萩野選手の記事を読みながら「あなたは萩野公介派?瀬戸大也派?」という問いかけがあり、「そういう派閥が出来ていたのだなあ、そういう読み方もあるのだね」と意見交換をそばで聞いていて学ぶところが多かったです。
世界を見渡す目、語る言葉が多様であることの面白さを体感できる時間です。
▲top
 2020年2月13日(木)   ハンバーグその後。そして、南極物語
昨日の調理実習、出来上がったハンバーグを1年生が1年部の先生方に届けました。そのハンバーグを見ると、ふわふわと膨らんだ感じで柔らかそうで、そして、中までちゃんと火が通っていることを見せるために半分に割ったところ、中から肉汁がじわじわじわじわっとにじみ出てきて、昨日の不安のドキドキは1年生に大変に失礼であったと振り返りました。
そして、一夜明けて、本日は博士号教員の授業の日です。今日の先生は南極観測隊に参加された先生で、全校生徒を対象に南極秘話をたっぷりと教えてくださいました。1万年前の空気を閉じ込めた南極の氷を持参いただき、カップに入った氷が解けていくときのプチプチという音に生徒たちは耳を傾けました。1万年前の空気が桧木内中学校に広がった瞬間です。
博士号教員の授業を受けている生徒たちの表情から、学びの基には知りたい・わかりたいという意欲が大切だということをしみじみと感じました。
▲top
 2020年2月12日(水)   調理実習
紙風船上げを無事に終えた生徒たちが立てた今日の目標は「疲れているけれど頑張ろう」(学年ごとに表現が違いますが、内容はこんな感じです)でした。寒い中で長時間活動するのは疲れるものだと実感しました。ただし、疲れているけれど頑張ろうと思うより、疲れているからこそ頑張ろう、と思ってほしいと考えています。
1年生の3・4校時は家庭科の調理実習です。ハンバーグがこのあとできる予定です。調理の途中を見ていると、包丁は鋸ではないとか、みじん切りと乱切りは全く別の切り方だとか、何か言いたくなったり、見ている方が変な緊張感でドキドキしたりして、黙っていられなくなりそうですが、実習しているのは生徒ですからそこは我慢。生徒の勉強になるように家庭科の先生の指導に参観者も従います。
気持ちを包み隠さずに述べると、過程もドキドキしますが、今後の実習の結果としてのハンバーグの姿にもドキドキしています。生徒の真剣な眼差しと慎重な手先がハンバーグの出来栄えに反映するように祈っています。
▲top
 2020年2月11日(火)   上桧木内の紙風船上げ
2月10日は西木の冬祭り、上桧木内の紙風船上げです。この日のために桧木内中学校では昨年末からかかって3基の紙風船を仕上げました。そして、紙風船を上げるだけではなく、この祭りを見に来てくださった方々をおもてなしするための準備を進めてきました。メッセージカードを作り、甘酒配布の準備をし、外国の方を案内するために英語での紹介とテントへの招待のために猛特訓して会場に臨みました。
中学生が作った紙風船は大曲支援学校せんぼく校の皆さんが作った紙風船と合わせて4基、美しく空に上がっていきました。舞い上がるという言葉がふさわしいような優雅な上がり方でした。ステージ上では生徒会長が桧木内中生の思い、せんぼく校の皆さんの思いを代表してスピーチしました。聞いている人たちの感動必至のスピーチでした。晴れ渡った冬の空に生徒たちの思いや願いが広がった素晴らしい時間になりました。
▲top
 2020年2月11日(火)   校内球技大会、ビブリオバトル
2月10日(月)、午前中は校内球技大会です。昨年末に予定・計画されていたのですが、インフルエンザの流行の懸念が大きくなり、年を越しての実施となっていました。そのため、待ちに待った球技大会の実施となったところです。全校生徒を縦割りの4チーム(チーム名は春・夏・秋・冬)に分け、バレーボール大会、そして、バスケットボール大会の2部門での大会を行い、総合優勝、部門別優勝を競いました。体育委員会から、全ての生徒が活躍できるように特別ルールが発表され、みんな張り切ってのプレーが続出しました。部門別優勝チームは職員チームとのエキシビション試合も行いました。バレーボールは職員チーム、バスケットボールは生徒チームの勝ちとなりました。
午後からは全校ビブリオバトル大会です。学年ごとの予選を勝ち抜いた代表5名による決勝大会。どの生徒の発表も、あぁ、あの本を読みたいと思わせる発表でした。「聞いている人に心を開いて発表することが大切」という講評がありました。
そして、3時。全校生徒は上桧木内の紙風船上げに向かったのです。
▲top
 2020年2月7日(金)   雪・雪・雪、県南美術展表彰
2月の初旬に雪がわさわさと降るのは珍しいことではないのですが、今シーズンに限っては節分まで雪のない冬を過ごしてきたために、例年通りの雪が降るとびっくりします。朝、学校に来てから昼までの間に、自動車は雪に隠れそうなくらい積もりました。朝、生徒が登校する前にはきれいに除雪してあった校地にも、脛の真ん中ぐらいまでの積雪となり、本日2回目の除雪をしました。この降雪には大きな戸惑いもあるのですが、月曜日の紙風船上げに向けて、校内の雰囲気は盛り上がっています。
給食後には県南美術展でいただいた賞状を5人の生徒に渡しました。奨励賞が一人、入選が4人です。先日、特別賞の賞状を渡してありますので、県南美術展では6人の生徒が賞状をいただきました。みんな、進級したらさらに磨きをかけてよい作品を作りたい、という趣旨のことをそれぞれの言葉で表現しました。気の利いたコメントでした。
▲top
 2020年2月6日(木)   1・2年生スキー教室
立春を過ぎてから、ふるさとの冬らしい冬になりました。暦と実際の季節はずれるものとは思いながらも、どうして?と思うような冬らしい冬です。
そんな今日、たざわ湖スキー場で1・2年生がスキーを存分に楽しみました。午前中は日差しもあり、圧雪したばかりのコースを楽しみ、午後はこれこそ冬という吹雪の中ふわりとした新雪をかきたてて海を行くイルカのように滑りました。
3年生は受検生ということで、万が一にも体調を崩すことがあってはならないと学校で猛勉強の一日でした。
ふるさとって素敵だ、ということを強く意識した一日です。
▲top
 2020年2月5日(水)   春は名のみの……
節分には地元の祭りのための紙風船を仕上げました。そして、立春の昨日、久し振りの降雪で、寒中には積雪量0であったのが突如積雪量10pになりました。そして、今朝、生徒たちが登校する足元には25pを超える積雪です。これが普通の冬の姿であるとはいえ、すっかり暖冬に慣れてしまっていた心と体にはずっしりと重い降雪です。おかげで、ということになると思いますが、雪不足を言われていたスキー場も1mを超える積雪となり、明日の1・2年スキー教室はスキーを傷める心配なく実施できそうです。
生徒たちはしんしんと降る雪の気配を感じながらも授業に集中しています。2年生の英語は一人一人にわり当たっているタブレットを用いて秋田県内の行事を紹介する英語パンフレットを作成する学習です。学ぶ楽しさが伝わってくる後ろ姿です。
▲top
 2020年2月4日(火)   紙風船上げ当日に向けて、おもてなし集会
昨日、4基(桧木内中学校3基、せんぼく校1基)の紙風船が見事に仕上がりました。どんどん紙風船上げへの雰囲気が盛り上がっています。今日の4校時、全校で「おもてなし集会」を行いました。
紙風船上げにいらっしゃったお客様に桧木内中生の「元気・感動・温もり」を伝えたい、コミュニケーションをとることを通して、桧木内や仙北市の良いところをより深く知ってもらいたい、ということから、中学生が会場で多くの人に語りかけます。その練習の集会です。
会場にはきっと海外からのお客様もいらっしゃるであろうことを考え、生徒会執行部の代表がALTと手本になる会話を全校生徒の前で披露しました。それを参考に、先生方をお客様に見立てて、英会話の練習をしました。
当日、会場にお越しのお客様には、日本語と英語で、甘酒をどうぞ(無料配布です)、スカイランタンに願い事を書いて一緒に上げませんか、というお誘いがあります。
会場にお越しの際は中学生の「元気・感動・温もり」を感じ取っていただきたいと思います。
▲top
 2020年2月3日(月)   紙風船、仕上がりました
「西木の冬祭り 上桧木内の紙風船上げ」まであと一週間となった今日、そして、明日から春だという節分の今日ですが、本当に久しぶりの降雪に朝には何もなかった自転車小屋の屋根に夕方には15cm以上の積雪となりました。今日が中学校での紙風船つくりの最終日、仕上げの日ですので、この積雪が雰囲気を盛り上げたように思います。
午後、大曲支援学校せんぼく校の皆さんも到着し、紙風船上げ保存会の会長さんと二人の会員さんの計3人のオーソリティから教えを受けながら、紙風船の組み立て作業を行いました。組み上がった風船は破れたところ、また、張り合わせの隙間などないか、実際に膨らませて試験しました。せっかく膨らませたので、全員で記念撮影。実に見事に紙風船が立ち上がりました。あとは、当日、天高く昇っていくところを見るばかりです。
多くの方々の協力の賜物と思います。
ありがとうございます。
▲top
CGI-design