日記[管理]
2019年   11月  
 2019年11月29日(金)   お琴の教室
音楽の授業では「3学年間を通じて1種類以上の和楽器を取り扱い、その表現を通して、生徒が我が国や郷土の伝統音楽のよさを味わい、愛着をもつ」ようにできるようにすることが定められています。
このところ、音楽室の前を通ると、防音扉の向こうから琴が奏でるメロディーが聞こえてきていました。(防音扉なので、微かに聞こえました。)今日は中に入ってみると、1年生が演奏(練習)していました。曲は「さくら」。雰囲気のあるよい演奏になっています。
琴の音を聞くと、この「さくら」とか「春の海」とかが頭に浮かんでくるのですが、どちらも春だなあ、という感じがします。今日の桧木内の天気は、少々遅めの小春日和です。
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 2019年11月28日(木)   あの扇の真ん中、射させてたばせ給ヘ
授業中の2年生の教室の前を通ると元気な声が聞こえてきました。以前から予覚されていた平家物語の暗唱について、明日、確認するのだそうで、今は生徒同士で最終確認をしていたようです。場面は「扇の的」。ペアになって、一方は暗唱をし、一方は教科書で確認しつつ、明日に備えていました。雰囲気は琵琶法師というよりは講釈師、平家物語のリズムのよさに、思わず那須与一の動きに合わせた身振り手振りも加わって、臨場感あふれる暗唱になっていました。
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 2019年11月27日(水)   枕草子
昨夜の放射冷却があり、冷え込みのきつい今朝となりました。学校の周囲は一面、霜に覆われていました。霜晴れの輝くような朝空の下で、地面も輝いていました。春には爛漫を感じさせたしだれ桜も樹霜に輝いています。中学2年生の国語の中で、枕草子の勉強をします。「冬はつとめて。雪の降りたるは言うべきにもあらず霜のいと白きも、また さらでも いと寒きに……」という部分も暗唱している2年生。しかし、さすがに外の霜の白い光景を見て、すぐに枕草子を思い起こしそれを口にする2年生はいませんでした。それでもそれとなく話題を枕草子に向けていくと、「あぁ、あれですね」とすぐに全部の生徒が反応し、「こういうことなんですね」と納得した様子。学習の内容が日常生活に直結した瞬間でした。
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 2019年11月26日(火)   ちょっと遅れましたが、秋のアンケート
桧木内中学校では季節の変わり目ごとに広報委員会から全校生徒に向けてのアンケート調査が実施されます。秋のアンケートが実施されたのは、清流祭(文化祭)が終わった直後でしたので、もう1ヶ月以上前なのですが、紹介しないままだったので、あたりはすっかり冬ですが、写真を載せておきたいと思いました。
内容は「秋の食べ物は?」、「秋の歌は?」、「秋の髪型は?」、「秋と言えば?」、「秋の虫は?」、「秋の思い出は?」というところです。返答にはたとえば舞茸とか、赤とんぼとか、その他にもマッシュルームヘア、というのもありました。この地域の秋がよく感じ取られます。虫については、かなり迷惑をこうむったあの虫の得票数も多くこれもまた地域をよく知っている、地域に関心を持っている中学生であると感心させられたアンケートでした。
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 2019年11月25日(月)   初冬とはこういうことでしょうか
立冬から2週間ちょっと。今朝はちょっと暖かくて、気温が二桁ありました。12・3度くらいあると、「今日は暖かいですね」という挨拶が交わされるようになったのは、体が冬になじんできた証拠なのでしょう。
ちょっとは暖かい空気が入っていそうな今朝の天気ですが、初冬の空気はやはり冷たく、背中を丸めたくなります。そんな自分と戦いながら、月曜日、一週間の始まりに生徒は背筋を伸ばして今日も登校しました。やはり、初冬。制服の上から羽織る外被は厚めの冬の装い。今朝は養護教諭の先生から、インフルエンザの流行期に入っていることやインフルエンザのみならず風邪の予防にも役立つ手洗い・うがいのことなど、貴重な情報が生徒に伝えられrました。来週はもう12月。体調管理を万全に、桧木内中学校は師走に、向かいます。
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 2019年11月22日(金)   全校ランニング
桧木内中学校の放課後は全校ランニングから始まります。帰りの会の後、玄関前に集合して挨拶、準備運動。そして1qか2qのランニングコースでタイムを計ります。雪が降る季節になり、2つだったメニューに体育館での運動が加わって3つのメニューからの選択になりました。今後積雪が多いと、体育館だけのメニューになります。メニューは毎日、保健体育委員会で協議して決めます。そこに体育の先生が助言に入ることもあります。今日の昼休みは9分を超える大激論となっていました。「今日は路面が濡れているので滑ると危険だから体育館にしましょう」「1qなら4分で終わります。体育館のメニューは7分かかります。1qならすぐ終わるから1qにしましょう」どうも、今日は2qは想定外のようです。果たして保健体育委員会からの連絡は「玄関前集合」になるのでしょうか「体育館集合」になるのでしょうか。
写真は昼休み過ぎの玄関前です。
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 2019年11月21日(木)   インターナショナルデー
今年は、中国出身の秋田公立美術大学大学院生2人と大学院助手の方、計3人の方々を学校にお迎えしました。桧木内小学校の5・6年生も一緒に、縦割りグループで中国の文化を楽しみました。大学院生から教えてもらったのは「投壺」。自分で作った矢を、壺(今回はこれも手製)に投げ入れるゲームです。ゲームそのものに複雑さがなく、簡単にできそうに見えてなかなか成功しない、そんなゲームほど熱くなりやすいものです。児童生徒、そろって熱中しました。もう一つは「窗花」。お正月に家の窓を飾る切り紙細工の作成です。こちらもできたかできなかったかが目の前ではっきりするので、色紙と鋏を見つめながら、今までで最高の集中力を発揮しながら取り組みました。
活動が終わり、小学生は全員が、中学生は代表4人が感想を発表しました。
「なぜ、秋田で勉強することにしたのですか」と尋ねたら、「東京の文化はそこにいなくても伝わってくる。それに東京の文化は来た人を楽しませる文化だと感じた。それに対して秋田の文化は自分たちが楽しむ文化だと感じたし、秋田にいるからこそわかる文化だと思ったから」と答えてくれました。
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 2019年11月20日(水)   ついに……積雪!
「雪がちらついてきましたね」昨日まではこんな会話を交わしていたのですが、今日は「積もりましたね」「いよいよですね」という会話となりました。朝の降雪が昼には積雪となりました。本格的に積もっていくにはまだ日があると思いますが、本格的に冬を感じさせる今日です。
給食はひき肉のカレー。この3週間のうちにカレーは具材に変化をつけながら3回、給食で提供されています。ところが1・2年生は1回は新人駅伝競走大会に重なり、もう1回は宿泊学習・修学旅行の日に重なったために食べていません。カレー大好きの生徒が多いので、悔しい思いもしているようでした。今日は久し振りのカレーに大喜びです。
午後から避難訓練です。火事を想定しています。今日は校舎内に煙道を設け、煙の恐ろしさを全員が体験します。煙道内は視界が30p未満の状態になります。そのような中で、どういう行動をすると自分の安全が確保できるのか、頭と体の両方で体験し、両方で覚えます。
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 2019年11月18日(月)   後期生徒総会
後期の生徒総会の日です。新生徒会長からは「前期をしっかりと振り返り、その結果を活かしてよりよい後期の桧木内中学校をつくっていきましょう」と挨拶がありました。
桧木内中学校の生徒総会は(写真でもわかる通り)いわゆる「フロア」の人がいません。だから、29人の生徒一人一人が「生徒会員」であるという自覚を強くもっています。一人一人が生徒会(29人)のためにできることは何かを模索し、実践しようとしています。生徒全員が生徒会員であるという自覚をもつということは、とても大切で、しかも当たり前のことなのですが、なかなか徹底できるものではないようです。それが、桧木内中生はいとも容易にできています。
これからの生徒会活動が楽しみになる今日でした。
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 2019年11月15日(金)   雪がちらりと……2年生の柔道
昨日、午後に3年生とその保護者対象の「進路PTA」を行いました。高校入試までのスケジュール等の共通理解のために親子一緒に同じ説明を聞く会です。その途中、窓の外には、ちらりほらりと白いものが舞いました。積雪までは至りませんでしたが、今季初降雪となりました。
今朝、学校の裏庭の木を見ると、見事に半分、黄葉が散っています。冷たい風が吹きつける側から葉が散ったようです。当たり前と言われると当たり前のことですが、発見をした気分になり、ドキドキしました。
2年生の体育も柔道です。昨年の経験もあるので、スタートから柔道着。今日は「つり手、引き手」等の用語を振り返りながら、実技の練習に入りました。用語を確認したことで、これからテレビ観戦の時の面白みが増してくるのではないかと思います。
柔道着の硬い帯を結ぶのにかなりの体力を使っている中学生でした。
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 2019年11月14日(木)   総合的な学習の時間(全校縦割り)のまとめをしました
半年間、全校縦割り5グループで活動してきた総合的な学習の時間の振り返り、まとめをしました。今年の総合的な学習の時間では、地域に貢献できることを具体的な行動にできるよう、探究活動を続けてきました。看板を作ったり、伝統工芸作品を作ったり、また、鉱山跡を探索して金を見つけたり……。ふるさとについて、発見がたくさんあった今年の総合的な学習の時間です。魅力的な探究課題がそろっていたので、来年度も継続探究の方向で、何をどうするか、探究の深化のためには何が必要か、等々、熱く語り合うまとめの時間となりました。
その後、主に3年生の保護者を対象に「進路PTA」を開催。雪が近づき冬本番になるとともに、生徒たちの卒業後の進路についても、いよいよという時期になりました。
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 2019年11月13日(水)   武道の授業、始まっています
中学校の保健体育の授業には「F武道」という内容があり、「柔道、剣道、相撲、空手道、なぎなた、弓道、合気道、少林寺拳法、銃剣道などを通して、わが国固有の伝統と文化により一層触れることができるようにすること」等々の多くのことが決まっています。桧木内中学校ではその中で柔道を学習しています。今日が1年生にとっては初の柔道の授業になりました。
まずは、正座したところで授業開始の礼から始まり、その後、日本人にとって畳とは何か、畳の縁の上に座ることがなぜいけないのか、というあたりから、「わが国固有の伝統と文化」に触れ、実技の基礎へと進みました。冷えきった畳に触れる素足の感触に驚きの声を上げる生徒たちでした。
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 2019年11月11日(月)   久しぶりに全学年、揃ってます。そしてお土産。
月曜日となり、久しぶりに全学年がそろっての給食となりました。食堂に賑やかさが戻ってきました。「3年生からもらったてるてる坊主のおかげで、3日間、天気に恵まれ、事故もなく修学旅行から帰ってきました。1年生の皆さんも、応援ありがとうございます。」と、先日認証された新学級委員長から挨拶がありました。食後には、2年生からの修学旅行のお土産が生徒一人一人に配られました。また、修学旅行の思い出が、給食の間中、止むことなく語られていました。1年生は来年の修学旅行に向けて、大きな関心をもち、期待度がアップしているようです。
午後には後期生徒総会に向けての後期第1回専門委員会が開かれました。修学旅行から帰ってきて成長した様子を2年生が示す絶好のチャンス。何か新しいことを始めてくれそうな気がします。
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 2019年11月8日(金)   修学旅行団、無事に旅程を終了です
11月6日、1年生は秋田市へ宿泊学習に出かけました。同じ日、2年生は修学旅行に東京に出発しました。学校に残ったのは三年生だけです。翌7日も、同様に一、二年生がいなかったので、三年生だけで二日間を乗り切りました。今日、八日は一年生が帰ってきたので、学校が明るくなったように思います。修学旅行も順調に日程が進んでいるらしく、予定通りのこまちで帰ってくる連絡が来ました。春には三年生が行いましたが、今回の二年生の修学旅行から、毎年、秋に二年生が行う行事に変わります。
今回の修学旅行は電車での移動を中心にしたので、三日間で六万歩近くを歩いたようです(引率者の万歩計による)。普段は歩くことのないような歩数になりましたが、全員、元気に修学旅行を終えました。月曜日から、全員揃っての学校生活の再開です。
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 2019年11月5日(火)   シェイクアウト訓練
ピロリロリン ピロリロリン「緊急地震速報、緊急地震速報」……
本日午前10時、シェイクアウト訓練が行われました。
訓練の基本は@DROP!ACOVER!BHOLD ON!
1年生は美術の授業中。美術室の机は頑丈に作ってあるため、体を全部隠すのは困難さがあったようですが、素早く隠れました。
2年生・3年生はそれぞれの教室で国語・数学の授業中。動揺することなく上手に身を潜め、次の指示を待ちました。
備えあれば憂いなし。もしもの時のために、日頃の心構えは大切。できれば、緊急時の対応については条件反射のように、考えなくても動けるくらいまでの反応が必要にも思います。
給食が終わって全校生徒が食堂に集まっている場では、11/2(土)の平和中招待野球大会での優勝が報告されました。この大会は2連覇です。来春の活躍が大いに期待されます。
5校時には2年生が修学旅行結団式。明日からドキドキの修学旅行に出かけます。なお、秋田県特有と言われる修学旅行のテレビCMは予定しておりません。
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 2019年11月1日(金)   新生徒会スタート&降雪前のお楽しみ
今日は、いわゆる「勉強」のない一日でした。
朝は生徒会役員・学級役員の認証式。新生徒会・学級役員の一人一人が決意・抱負を述べました。みんなの意見を大切にする、学校や学級を引っ張っていく、まとめていく、大切なことを朗々と発表しました。きっと、生徒の一人一人を大切にした新生徒会を作っていくと思います。これまで3年生が目指していた「日本一」に向けた活動の仕上げをして、3年生を日本一の中学生として送り出してくれるものと思います。
そして、夜半から激しく降っていた雨が、まるで駅伝のスタートに合わせたかのように止み、青空も見えだした中で、校内駅伝大会が始まりました。「赤パプリカ」「マスタード」「かえるさん」「雪だるま」の4色チームに全校生徒が所属し、競い合いました。優勝は「雪だるま」チームです。区間賞も表彰されました。事前に生徒から自分の予想タイムを聞き、大会中の自分のタイムとの誤差を競う「ぴたり賞部門」では、なんと!二人の一年生がぴたり賞に輝きました。
駅伝大会の頃は肌寒かったのが昼になると、秋晴れ、晴天の空の下で少々暑さを感じながらのなべっこ。昨年までは学校周辺で行っていた行事を今年は「なべっこは川原」の本道にそって上桧木内へ。生徒も職員も大満足・大満腹のなべっことなりました。
もうすぐ雪が降るだろうと予想されます。降雪前の屋外での盛大な楽しみを満喫した一日でした。
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