松葉・相内の裸参り(市指定無形民俗文化財)

【令和6年開催中止】

令和6年開催予定の「松葉・相内の裸参り」は、人員確保の調整がつかないため開催中止となりましたのでお知らせします。
イベントを楽しみにされていた皆さまには大変残念なご報告となりますが、ご理解くださいますようお願いします。

由来

明治10年5月、大火により被害住家が松葉・相内両集落併せて14棟(当時の松葉では15戸の家があった)を失い、夕方になってようやく静まった。この年に再び火災を起こし度重なる災難から集落を守るため、四国の金比羅宮に無火災を祈願し、金比羅宮をかたどったお室とお札を受け帰村。集落では、さっそく地域の中央にある旭山に祠堂を建立し、旧暦1月10日に無火災祈願の裸参りが行われるようになり、現在では毎年2月第3日曜日に行われている。

松葉・相内の裸参り

内容

松葉・相内の裸参り

桧木内川の清流で身を清めた若者たちが、藁で編んだ「けんだい」(腰みの)を腰につけ、白足袋にわらじ履きでかけ声勇ましく集落内を走ります。途中の4つ角にいる役方から「ねじり初穂」と「ロウソク」を受け取り、一気に旭山に駆け登り、金比羅宮に無火災を祈願、祈願が済むと御神酒をいただき、腰の「けんだい」と結びひもを切ったわらじを神木に結わえ付け、下山します。
若者たちが帰った当番宿では、内神様にお灯明をあげ無事祈願を終えた旨を報告します。その後直会(なおらい)が行われます。
裸参りに参加できる家は、俗に言う「忌み」に1年間かからない家。また、お産や妊娠している女子のいる家は除かれます。

当日のスケジュール

出発地点集合(若者)
10時
出発
11時
桧木内川入水
11時15分頃
金比羅宮到着
11時30分頃

お問い合わせ

場所

  • 西木町桧木内字松葉
  • 出発地点 桧木内地区公民館
  • 桧木内川 桧木内製材裏
  • 参拝 旭山の金比羅神社

交通アクセス

  • JR角館駅より秋田内陸線利用、松葉駅にて下車、徒歩5分(所要時間約30分)

開催日

  • 毎年2月第3日曜日

問合せ先