仙北市民会館ホール天井照明用ボックス点検用蓋落下事故について 報告とお詫び

【2011年11月11日(金曜日) 】
教育総務課

仙北市民のみなさまへ
                                     

仙北市民会館ホール天井照明用ボックス点検用蓋落下事故について

報告とお詫び


11月3日に発生した仙北市民会館ホール天井照明用ボックス点検用蓋落下事故について、すでにニュースや新聞等で報道されており、市民の皆様にはご心配とご迷惑をおかけいたしております。

ここに、状況の報告をさせていただくと共に、被害に遭われた方及び当日会場におられた中学生をはじめ関係者、市民の方々には深くお詫びを申し上げます。

現在、警察で事故原因について調査中であり、安全が確認できるまで市民会館の利用を中止させていただいております。

警察への報告が遅れたこと、また安全確認が万全といえない状況で発表会を続行したことは、深く反省すべきことと受け止めております。

今後このようなことが起こらないよう安全管理に十分注意を払い、危機管理を徹底し、安心して利用していただけるよう努力してまいります。


 

事故の経緯について


11月3日
 午後2時30分から生保内中学校の吹奏楽部と美術部の合同発表会が開催され、中学生を含む約300人が会場内におりました。
 午後3時25分頃、座席後部天井(高さ約6.8メートル)から天井照明用ボックス点検用蓋の石綿セメント板2枚が落下し、60歳代の女性の左肩を直撃し、職員が病院へ搬送しております。
 会場では、安全確保のため落下位置周辺をロープで規制し、近くに座っていた観客を別の席へ誘導しました。その後、職員が状況説明をし、発表会を続行。午後5時前に終了しました。

11月4日
 仙北警察署に事故報告をし、現場検証が行われています。
 また、設計業者及び建築業者に連絡をし、現地調査と事故原因の調査を依頼しています。
    
11月8日
 設計業者から報告書が提出されました。それによると、『原因は予想以上の「横揺れ」「縦揺れ」や「ねじれ」現象が発生し、蓋に亀裂が生じ、その後材料の経年劣化や振動によって亀裂が大きく広がり落下したものと考えられる』ということでした。
 市民会館では、この報告を受けて、天井や照明器具、機械等の点検を行い必要な補修等を実施することにしております。
 

仙北市教育委員会 教育委員長 佐久間 健 一

教育長 熊  谷   徹