カタクリは地元では「カタッコ」「カタンコ」と呼ばれるユリ科の多年草。特産の西明寺栗を栽培する栗林に自生しており、その規模は20ヘクタール(東京ドーム4.2個分)にも及ぶ。これほどまでに群生した理由としては、栗の木の剪定や間伐により日当たりが良くなり、また徹底した肥培管理で堆肥が群生に適した栄養分になっているためと思われる。カタクリが発芽してから開花するまでには約8年かかり、また種子はアリによって運ばれる。
4月中旬から5月上旬にかけて「八津・鎌足 かたくり群生の郷」が開園される。
住所 西木町小山田字八津