観光情報:西木エリア


中里のカンデッコあげ(県指定無形民俗文化財・国記録選択無形民俗文化財)

中里のカンデッコあげ
中里塞之神の小正月行事として伝えられ、毎年旧暦1月15日の夜行われているが、その発祥は定かでない。

カンデッコあげのカンデッコとは、朴(ほお)の木でつくった小型の鍬のことで、このカンデッコと胡桃(くるみ)の木でつくった男根を注連縄(しめなわ)の両端に結んで一対にし、これを神木である桂(市指定天然記念物)に豊作や縁結び、家内安全など、その年への願いを込めて投げ掛ける。狙いどおりに掛かると願いがかなえられるといわれ、また、その掛かったものをはずして栗や柿等の果樹に掛けると、多くの実を結ぶと伝えられ豊穣多産、災疫退散を願う小正月行事。この夜は「虫焼き」と称して田圃にワラを積み上げて燃やし、豊作を祈願する行事も行われる。

住所 西木町桧木内字中島
連絡先 仙北市産業観光部観光課:0187-43-3352
交通アクセス 角館駅より秋田内陸線利用、羽後中里駅にて下車、徒歩2分(所要時間約40分)
開催日 旧暦1月15日

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