立原正秋展
日程
平成21年4月25日(土曜日)〜6月5日(金曜日)
現代風俗によみがえる古典の美
昭和55年夏、惜しまれながらこの世を去った作家立原正秋は、今年没後29年目を迎えます。日本の美を愛し、誰よりも日本人らしく生きることに生涯こだわり続けた立原には、日韓ふたつの祖国がありました。苛酷で孤独な生い立ちの向こうに見える韓国の原風景。日本で作家として大成するまでの苦悩の時代。鎌倉の風土をこよなく愛し、多くの名作を生み出した晩年。
今回の企画展では、角館ゆかりの作家高井有一の僚友立原正秋に寄せる想いを軸に、独自の美学に貫かれた立原文学のもとをなす人物像を描きたいと思います。
会場
新潮社記念文学館 展示室(JR角館駅から徒歩10分)
(〒014-0311 秋田県仙北市角館町田町上丁23 仙北市総合情報センター内)
開館時間
午前9時から午後5時まで(入館は午後4時半まで) ※会期中は無休
入場料
大人300円(団体200円) 中学生以下150円(団体100円) ※団体は20名以上
出品予定点数
立原正秋関連資料 約150点
主な展示品
立原正秋自筆原稿 装丁原画
高井有一「立原正秋」自筆原稿ほか
主催
仙北市・仙北市教育委員会
お問い合わせ先
新潮社記念文学館:0187-43-3333