物語るテーブルランナーin田沢湖 関連トークイベント「湖のそばで逢いましょう」

日程

2023年10月20日(金)
15:30〜17:00(前半) 登壇者:東海林裕子、長谷川拓郎、鴻池朋子 MC:大竹昭子 
17:30〜18:30(後半) 登壇者:大竹昭子、村井まや子、齋藤五月 MC:鴻池朋子

イベント内容

 語り手、絵描き、縫い手、観客と、ものづくりをどんどんバトンタッチして変化してゆく「物語るテーブルランナー」。このプロジェクトの不思議さをアートの根っこからじっくりと語り合います。
 前半は、文筆家の大竹昭子さんの司会で、私が作品制作を通じて出会った手芸の東海林裕子さん、撮影の長谷川拓郎さんと共に、このプロジェクトの大切な始まりの部分を紐解きます。
 また後半は私がMCとなり、大竹昭子さん、おとぎ話研究の村井まや子さん、田沢湖図書館の齋藤五月さんらに、現在このプロジェクトが様々なところで起こし始めている現象、生きることとアートの深い関係をそれぞれのお仕事を通して語っていただきます。会場では皆さんと質疑応答もいたします。
 この日は金曜日。お仕事のある方もない方も、前半でも後半でもご都合のよいタイミングに、どの時点からでもご自由にご参加ください。どこから切っても大変興味深いトークの気配がします。皆さまと深く青い田沢湖のそばの図書館でお逢いできるのを楽しみにしております。            
(鴻池朋子)

○登壇者プロフィール

大竹昭子 文筆家。東京出身/在住。毎日新聞で鴻池朋子著『どうぶつのことば』を書評した縁で鴻池と親しくなる。個人出版しているカタリココ文庫4号で鴻池朋子+堀江敏幸+大竹昭子の鼎談集を制作。今年5月阿仁合のひゅうひゅうロッジを訪ねた際に今回の企画を知り、メンバーに加わる。

鴻池朋子 アーティスト。秋田市出身、埼玉県在住。2011年頃より制作拠点を東北へと広げ、現在は北海道でもフィールドワーク中。乳頭スキー場、蟹場、黒湯には1960〜70年代よく父とスキーで来ていた。2013年阿仁合に初期の「ひゅうひゅうロッジ」設立。2024年青森県立美術館で個展を開催予定。

齋藤五月 田沢湖図書館司書。旧西木村出身、仙北市在住。生保内友の会の方々から「物語るテーブルランナー」の存在をおしえられ、今年5月にひゅうひゅうロッジで鴻池と会う。いまだ理解が追いつかない「物語るテーブルランナー」に対して、口と足の生えた稀覯本として接している。

東海林裕子 手芸家。秋田市出身/在住。1987年より市内で「ハンズクラフト秋田」を主宰。2012年『東北を開く神話』展(秋田県立美術館)にて鴻池に出会い、以後、手芸作品制作に参加。各地の参加者の方々の手芸をまとめる「物語るテーブルランナー」のヘッドクオーター。

長谷川拓郎 写真、映像制作。湯沢市出身、阿仁合在住。青森、マレーシア、新潟、山形、東京、仙台を経て阿仁合に居住。阿仁合コミューン代表。2011年東日本大震災から1ヶ月後に被災地を訪ねたのが鴻池との出会い。以後、鴻池の映像作品にも携わる。本年7月より阿仁公民館館長。

村井まや子 おとぎ話文化研究者。神戸市出身、東京―ロンドン在住。2018年リーズ芸術大学にて鴻池の個展『Fur Story』をキュレーション。今年2月に阿仁合のひゅうひゅうロッジにて小さな国際おとぎ話研究会を開催し、Multispecies Fairy-Tale Library Projectを始動する。

会場

田沢湖図書館 
JR田沢湖駅から徒歩20分、
駐車場(無料)は隣接の仙北市民会館と共有です(100台)

入場無料、予約不要

お問い合わせ先

田沢湖図書館 TEL:0187-43-1307

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