福岡さんご夫妻

田舎ぐらし体験日記! 定住・二地域居住のススメ

福岡 清蔵さん(77歳)美和子さん(74歳)
(仙北市西木町上荒井)

福岡さんご夫婦は、鹿児島県奄美大島のご出身。昭和46年に神奈川県に引越して、しばらく不動産業をしておりましたが、平成11年に仙北市(当時は西木村)に移住。

横浜市在住の頃、知人(角館町出身)の紹介で、幾度となく「角館のお祭り」を見に来ていたそうです。ある時、西木村へ山菜採りに立ち寄った際、現在の住居の前を通ったことが、田舎暮らしのきっかけになったと言います。

福岡さん夫妻
福岡さんご夫妻

空き家だった現在のお住まいは、内装を張り替えるなどリフォームの必要がありましたが、周りの田んぼや杉林、雄大な自然に魅了され、移住を決意されたとか。

現在は、家庭菜園のほか、老人会やお二人での旅行が趣味で、近所の人との交流や温泉などを楽しむ毎日だそうです。

数年後には関東在住の娘さん一家も引っ越してくる予定で、今から心待ちにしているようです。

仙北市の魅力は、人情味と言います。東北の方は話好きで、とても親切です。夏の涼しさ、冬の雪景色がお気に入りで、雪寄せも苦にならず、適度な運動になっているそうです。

また、不便に感じることは、方言の聞き取りがほとんど出来なかったことと言います。「移住は早い年齢のほうがいいですね」と清蔵さん。また、住民登録の際、集落の一覧や集会所の位置など記したものをいただけたらと思います。

これから移住される方へのアドバイスとしては、「郷に入れば、郷に従え」に尽きると思います。早く集落に溶け込み、コミュニケーションを欠かさないこと、会合や清掃活動など機会ある多くの行事に積極的に参加することで、地域とのつながりが生まれてくると感じています。(平成19年9月掲載)

仙北市定住応援情報に関するお問い合わせ

仙北市企画部 まちづくり課