敷金トラブル

賃貸住宅を退去する時に、借主の原状回復をめぐる敷金トラブルが多く発生しています。

敷金トラブルイメージ

借主の不注意や通常使用とは言えないような使い方をした場合は原状回復にかかる費用は借主の負担となりますが、経年変化や通常使用による損耗等の修繕費用は貸主が負担するものと考えられています。

退去時には敷金が返金されると思っていても、原状回復費用として差し引きされたため返金額が少なかったり、あるいは敷金だけでは足りずにさらに費用負担を求められたりといったトラブルもあります。

トラブルを未然に防止するために

  • 契約をする前には契約書などをよく読んで、一方的に借主に不利な内容になっていないかなどを確認する。
  • 入居前の部屋の状態を写真に残す。
  • 入居中に生じた修繕箇所は、すぐに連絡を入れる。
  • 退去が決まったら契約書で定められた解約申出期限までに連絡を入れる。
  • 退去時にはできる限り、家主・管理会社・仲介業者などの立ち会いの下で、部屋の現状を確認する。
  • 退去時に示された原状回復費用の内訳について、家主側に十分な説明を求める。
  • 複数の業者から見積りを提示してもらうよう、家主側に要求する。

消費生活に関するお問い合わせ

仙北市消費生活センター

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