けんこう企業の紹介

仙北市は働き盛りの45歳を境にがん・心疾患(心筋梗塞など)・脳血管疾患(脳出血・脳梗塞・くも膜下出血)で亡くなる方が急増します。その原因の多くは、糖尿病や高血圧、脂質異常症などの生活習慣病です。

若い世代の健康づくりはその後の人生に大きく影響します。若い世代が一日の大半を過ごす「職場」から健康に取り組むことが必要です。

健康づくりに積極的に取り組んでいる企業をご紹介します!

株式会社 東北芝浦電子(田沢湖)
健康づくりのために取り組んでいること
  • 現在、112名の社員がおり、そのうちの約95%は仙北市内の方である。
  • 年1回健診を実施している。検診車を利用して事業所健診を実施している。
  • 健診はほぼ全員の方が受診している。
  • インフルエンザ予防接種の料金3,500円を補助している。半数以上の社員が予防接種を接種している。
  • 喫煙室には、排煙装置を設置しており、受動喫煙防止対策に寄与している。社員の喫煙率は約15%であり、若い社員ほど喫煙しない社員が多い。
  • 会社で野球部を結成しており、会社から負担金を支給している。楽しく活動することで健康づくりに寄与している。
  • 工場内や駐車場が広いことから、歩く機会が多く、歩くことで健康づくりにつながっている。
  • PK(ピカピカ)活動を実施している。労働安全衛生委員会から様々な事業まで巡回して作業環境の向上を図っている。良い所は他のグループ企業も参考にできるように情報共有をしている。
  • 産業医が月1回来所し、安全衛生委員会を開催している。産業医からの様々なコメントを記事にして社内の掲示板に掲載して社員がいつでも見ることができるようにしている。また、産業医からのコメントは各部門長に伝えて、全社員に伝わるように徹底している。
会社全景
広い敷地内を歩くことで健康づくりにつながっています。
能味代表取締役社長からのメッセージ

私は、子供の頃から丈夫な方でもなく、年に数回熱を出しては学校を休み、病院に連れて行かれては尻に注射を打たれた辛い思い出があります。大人になってからは、少しは丈夫になりはしましたが、消化器系が弱く、掛かり付けの先生からは、タバコは絶対にダメ。お酒も適量でと言われてはいますが、わかっちゃいるけど止められない時もあり、薬の世話になる事もあります。

その様な生活習慣ですから、模範的な健康管理ができているわけではないので、社員に大きなことは言えません。

ただ、私が思っている1番大切な事は、無理をしない事だと思います。体調に少しでも異変を感じたら、我慢や自己診断はせず、直ぐに医師の診察を受ける事が1番です。そして、定期的に診断を何を受け、自分の体の変化を気にかけて、できるだけ予防することが大切だと思います。

最近では、メンタル面での管理についても、企業として重要になってきております。仕事や家庭の事でも無理をして抱え込まず、早めに上司や同僚に相談し、自分を追い込まないことが大切です。会社としても、その様な環境をつくっていくことが、とても重要なことだと思っております。

株式会社 東北芝浦電子ホームページ

株式会社 西宮組(西木)
健康づくりのために取り組んでいること
  • 毎年6月と11月に安全大会を行っている。その中で救急救命士の講習や全国土木建築国民健康保険組合から講師を招いて健康についての講演を行っている。
  • 年1回健診を実施している。検診車を利用して事業所健診を実施している。
  • 健診結果には一人ひとりに気をつけることを記入して返却している。
  • 健診を受けた結果で要精査、要受診の場合には、その後再検査を受けたのかを確認している。
  • 健診や人間ドックは社員が受診した自己負担分を全て会社で負担している。
  • 社内を禁煙にしている。喫煙者は少なくなっている。
  • 社内に血圧測定器があり、血圧が気になる社員は各自測定することができる。
  • 山での作業が多いためアレルギー反応のある社員には蜂に刺された時のショック症状を緩和するためにエピペンを持つよう指導している。
安全衛生大会の講座の様子
安全衛生大会の講座の様子
西宮幸実代表取締役からのメッセージ

社員は会社にとって財産である。社員は会社にとって大切だが、それ以上に家族にとっても大切な存在。病気は本人が気がつかない場合が多いので、病気をより早く発見するためにもより若い年齢で健診を受けることが大切だと思っている。できるだけ多くの社員に健診や人間ドックを受けてもらいたいと思うので、社員一人一人に健診や人間ドックを受けるよう声をかけている。より人間ドックを受けやすくするために、人間ドック料金の自己負担分を全額会社で負担している。

 また、自分も胃カメラや大腸内視鏡検査を定期的に行い、自分自身の健康にも気をつけている。社員は会社にとっての財産、自分の体調も会社にとって大きく影響することを考えて、今後も会社全体の健康を考えていきたいと思う。

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株式会社 田沢モータース(田沢湖)
健康づくりのために取り組んでいること
  • 毎朝ラジオ体操を行っている。ラジオ体操は昭和35年会社創業時からの継続で、郵政省から奨励賞を授与されている。
  • 年1回健診を実施している。本社では検診車を利用しての事業所健診を実施。大仙市、横手市、秋田市の各事業所に勤務している社員は、医療機関での健診を行っている。
  • 健診は100%実施している。
  • 禁煙に取り組んでいる。業務中は禁煙している。業務以外でも喫煙している社員が少なくなっている。
毎朝行っているラジオ体操の様子
毎朝行っているラジオ体操の様子
吉田裕幸代表取締役からのメッセージ

社員が生活習慣病にかかることはとても大変なことなので、予防が大事だと考えている。健診は会社での健診や医療機関への健診を行い、自分の健康状態を知る機会になっている。今後は、健診の結果で精密検査が必要となった社員がその後医療機関に受診したのかを確認していきたいと思う。

生活習慣病予防のためには禁煙が欠かせない。以前は業務中に喫煙する社員もいたが、現在は禁煙している。業務以外で喫煙する社員も少なくなっている。自分は社員に禁煙を呼びかけている立場でもあり、また自分の健康も考えて禁煙した。

創業以来欠かさず行ってきたラジオ体操を継続し、予防に気をつけて健康に仕事ができるよう今後も取り組んでいきたいと思う。

株式会社 瀧神巧業(角館)
健康づくりのために取り組んでいること
  • 会社の方針に健康があげられている。社員の健康は会社だけではなく社員の家族にとって重要なこと。
  • 年1回健診を実施し健診費を補助している。健診後の再検査は業務扱いとし、受診したのかを確認している。
  • インフルエンザの予防接種は社員全員に全額補助を行っている。インフルエンザに罹ったときのリスクは会社にとっても大きいが何より家族にとっても大きい。予防できることは予防しなければいけない。
  • 禁煙に力を入れており、禁煙外来受診分の金額は領収書提示により後日振り込みする。
  • 「非喫煙者手当」を実施。誓約書を提出すると手当が支給される。現在社員の喫煙率は約11%。喫煙率0%を目標に掲げている。
  • 毎朝ラジオ体操を行っている。きちんとラジオ体操することによるストレッチ機能増大が目的。
毎朝行っているラジオ体操の様子
毎朝行っているラジオ体操の様子
佐藤慎代表取締役からのメッセージ

健康管理は会社の模範となるリーダーが、率先して取り組んでいくべきことと考えている。私も以前は喫煙していたが、自分が不健康であることが、自分だけでなく、社員とその家族を不幸にする大きなリスクを持っていることに気が付き禁煙した。

運動を心がけたり、食事内容に気をつけたり、禁煙をしたり、日常的な気づかいで健康はかなり改善できる。健康であるという自信は日々の暮らしも楽しくする。リーダーはもとより市民の皆さんも日常的な心がけをし、みんなが健康な仙北市をつくることができたらと思う 。

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けんこう企業の紹介に関するお問い合わせ

仙北市市民福祉部保健課

  • 〒014-0392 秋田県仙北市角館町中菅沢81番地8
  • 電話:0187-43-2252